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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

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直線と曲線


チョコレートで直線を表現する。
 
 
部署が変わってからは会社のテストキッチンへ自由に出入り出来るようになった。
これは異動したことによる最大のメリットだ。
 

上司やパイセンに諦められたのか放置されたのかは知らんが、勝手に試作しても誰にも何も言われなくなったぜ。

どっちにしても俺には関係がない。自分のやりたいことを勝手にやります。


 
さて、チョコレート細工
 
チョコは曲線より直線や四角といった表現がとても難しい。


毎晩、会社のキッチンで練習した結果、安定した厚みで真っ直ぐな直線と角度を表現できるようになった。

 
四角の箱を1.5mm厚のチョコレートで作る。
 

 
真四角だと面白くないので、ひとつの角をイージス艦のフェーズドアレイレーダーの様な角度にする。

 
穴をあける。
 
 
なにも考えないで四角い箱を作ると言ったコンセプトなので、このオブジェには特に意味はない。
 
 
 
四角と直線をチョコレートで作れるようになると、その後ピストレしたり、転写シートを貼ったりなど、表現の幅が広がり色んなチョコレート細工が作れそうだ。
 
 
ピエスやアメ細工の作品を見ていると曲線が多く、ダイナミックな表現が多いし、多くの人が支持をする。
 
はい。
 
 
曲線美とは最終的にくびれのステキな女性を連想するからでしょう。
 
男とはそういう生き物です。
 
絶対に連想しているハズだ。
 

管理人も例に漏れず、女性の曲線美は大好きではあるが、チョコレートに関してはしばらくの間、直線と四角を使った表現をもっと極めたい。


 
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オールブラック

 
通勤スペシャル HONDA XLR125R改 ステージ4外装カスタム
 
HONDAの一昔前のオフロードバイクってトリコロールカラー(赤青白)を前面に出しており、今だとあんまりかっこいいものではない。
 
 
これをブラック化することで純正っぽい感じなんだけど、古いバイクでも締まって見えるはずだ。
 
交換するパーツ
・ワンオフオーダーシート張替え(滑りにくいディンプル防水生地:灰色、サイドは黒)
・フューエルタンク(北米輸出モデル用)
・フォークガード
・アチェルビズ製 ダイヤモンドヘッドライトカウル(廃盤モデル)
・現行HONDA XR250Rモタード用 ショートフロントフェンダー
・北米メタルマリーシャチークパッド
・プログリップ
 
ブラックのフューエルタンクに関しては…
 
キレイな新品ではないから古いバイクにも違和感なくマッチするが、大胆さはありません。
 
これでは所詮しまむらでブラとセットの980円の少し可愛いパンツが
ワコールやトリンプのレース付きの少しエロいパンツになった程度である。 
毎日の通勤バトルで使用するXLRは…


とーぜん勝負用なので最低限ヒモパンTバックぐらいのやつじゃないといけません。
とは言え、希少であることには間違いがない。


日本ではすでに生産中止品のため、新品が手に入らない。おかげでヤフオクでは値段が高騰している(-.-)
アホみたいに高いのでebayでアメリカ人から中古を逆輸入。
本体価格+shipping+import chageで何と格安の $50だったので結果オーライ。
セラーと英語Eメールのやり取りがメンドクサイがpaypalで為替送金してもヤフオクで買うより2万も安い。
 
ブラックにするとホントにバイクが締まって見える。
細かいパーツの取り外しは割愛して、Before After..
Before ↓ (稲村ヶ崎で撮影)
After↓(大黒埠頭で撮影)
エンジンは新しいが…フレームは古い。

なんとか最新モタードに引けを取らない感じに仕上がったぜ。

オフロードバイク乗っているヤツって、バイクも本人も汚いイメージがあるが、これはクールなシティー派オフローダーと言った感じの仕上がりですね。



ブラックのタンクとブラックとグレーのツートンカラーのシートがベストマッチ。


このワンオフオーダーシート…


お値段とても高いから失敗できないので、座面を黒にするかサイドを黒にするかで一か月ぐらい悩んだ。



夏座るときの涼しさや見た目を考えて座面をグレーにしてみた。


全然別のバイクです。


既にエンジンも別物ですがね(笑)

このバイクでノーマルなのはフレームとスイングアームぐらいでしょうか…


あとは…ほとんど手が入っています。
最近、PD26レーシングキャブレターでもパワー不足を感じることが出てきたので…
最終奥義 フラットCRレーシングキャブレターをファンネル仕様に改造しようかな。
 


あっファンネルだと雨の日乗れないか…

 
 

招集訓練 2016年1回目

予備自衛官招集訓練に参加。


 
訓練担当部隊は某普通科連隊某中隊。
普通科は有事の際、交戦地域の最前線でドンパチやる部隊なのでいわゆる戦闘職種である。
 
課目もドンパチ系である射撃、体力、格闘、第一線救護、市街地戦闘シュミレーション。
今回はテロリストに占領されたとある施設を奪還すると言うシチュエーションで実施。
 
 
班員は階級が下の隊員が半分以上なので悠々自適で快適。
 
シングルベットで窓際。
 
いつも班員に一人はいる爆撃機クラスのイビキをかく隊員がおらず、すんなりと寝れました。
 
 
掃除は下っ端どもにやらせ、モップでスティンガー射撃姿勢点検。

とか言っても、撃つのは89式小銃なのでただのサボりです(笑)
※スティンガー
 携行式地対空ミサイル
 
どしゃぶりの屋外で射撃予習など、とても充実した3日間でした。
 
課業後はずぶ濡れの銃を分解清掃、油を差して防錆処理をしてから結合。
 
動作確認して就寝。
 
少しでも祖国・日本国防衛のため微力ながら役にたつことを願っています。
 
 
※課業中の写真は情報統制上非公開とさせていただきます。
 
 
 
 

原子力発電所と核武装

 
先日、管理人は福島原発から1000m離れた常磐自動車道をバイクで放射能を浴びながら走ったので、いろいろ考えることがあった。
 
電力供給という観点から見ると原発は不要だと思う。
 
先の震災を含め、世界でも原発に事故に関わらず、ロシア原子力潜水艦の事故や整備中の事故を含めると関わった多数の人間が事故死している。
 
しかし日本の安全保障を考えると原発というのは戦争抑止の一端を担っているので必要だと思う。

管理人が個人的に原発は安全保障上必要だと言ってるのではなく、改正原子力基本法にも明記されてる。
 
第2条に1項が追加され、「我が国の安全保障に資することを目的として」という文言が入った事実は、原発は単に電力供給だけではなく、国家安全保障上必要であると国が認めているという事だ。
日本は世界で唯一の被爆国であり、非核三原則がある。世界に対して核兵器の撲滅を発信できる説得力のある唯一の国であるが、国家安全保障を考えると核武装という結論に至る。ここに戦後日本のジレンマがある。
日本の周りは核兵器保有国で囲まれている。
ロシア、シナ、北朝鮮、インド、パキスタン、国際テロ組織に包囲されている。

日本の核武装を進めているのは他でもないアメリカである。

東アジアで台頭する中国と直接衝突したくないアメリカは日本という同盟国が間に入り、中国との相互確証破壊を確立し、一定の抑止力となってもらうのが、アメリカの国益であると同時に、東アジアの安定に寄与するからだ。

日本では、多くの人が日本の核武装はアメリカが許さないと思っているが、アメリカは方針を変更している。

その証拠は使用済み燃料を再処理する技術をアメリカは日本に売り、高速増殖炉「常陽」と「もんじゅ」を稼働させた。

「再処理」とは非常にうまい言葉である。

再処理しているのでウソではないし、再処理が具体的にどんな作業なのかがわからないような曖昧な言葉である。

「再処理」とは、濃縮度60%程度のプルトニウムを軍用レベルの96%以上に濃縮することである。

名目は原子力発電の研究用に累計1兆円かけて研究開発されたのに発電設備がないのがそもそもおかしい。
一切発電はしていなく、「アメリカが軍用プルトニウム生産工場を敦賀と大洗に作った」と言うのが諸外国の認識である。
知らないのは日本人だけである。

日本は2003年末に「余剰プルトニウムを持たない」との政策を宣言しているにも関わらず、ストックは44.6トンを保持し、10トンを青森県六ケ所村に保持し残りは英仏に保管している。


この量は核兵器5000発分の量である。
IAEAには、核物質の兵器転用を防ぐ目的で査察に入る権利が認められているが、「査察に入るまでは準備などに4週間が必要だが核兵器転用には1週間あれば十分なので間に合わない」と発言(米・核不拡散政策教育センター理事:ヘンリー・ソコルスキー氏)

日本は事実上IAEAの査察を待たずに核兵器の製造が可能な状態となっているのだ。

世界各国から何度も日本の突出したプルトニウム保有量から核開発の疑念を向けられているが、日本での報道は皆無だ。

つまり国策としてプルトニウムタイプの核兵器がいつでも製造できる体制を維持していると考えた方がよい。

これだけの核物質大国なのに「原発反対」とか「ラブ&ピース」とか吠えるバカ丸だしなアホがいるが、日本の潜在的な安全保障の一端を担っていると言う事実を知らないのでしょう。
テレビしか見てないと、いつの間にか偏向報道が真実だと勘違いしてしまいますからね。

原発の事故のせいで亡くなる人や住む場所を替えられるデメリットより、国全体が豊かで平和な暮らしが出来るメリットの方が大きいので多少の犠牲に目をつぶるという多数決で決まる現代の民主主義の考え方である。

本当に全国民が原発反対なら反対議員が選挙で当選し、とっくに廃止でしょう。

スケールはデカいように感じるが、例えば交通事故で毎年5000人死亡するが、5000人死ぬデメリットより、クルマを使うことで得られる豊かで便利な生活ができるメリットの方が大きいため、車は禁止にならない。これも多数決である民主主義の基本的な考え方である。

原発反対ならクルマも反対と言ってほしいですが、SEALDSの皆さんがそう主張するのを管理人は一回も聞いたことがありません。原発より交通事故で死ぬ人の方がはるかに多いんですがね…

なぜでしょうか?

ちなみに交通事故で毎年5000人死亡しているってさらりと言ったが、実はかなりの数で、米軍がアフガン、イラクで16年間戦争して死亡した兵の数と同じである。米軍が16年間の累計で死亡数が日本では毎年交通事故で死んでいるという事だ。

こういう事実を客観的に認識した上でSEALDSの皆さんは「原発反対」と言いましょうね。原発が危ないなら、クルマの方がもっとあぶねぇんだよ、ボケ。

反論があるなら聞いてみたいものだ。嫌なら民主主義の国から出て行けばいいだけの話しである。

民主主義とは多数決である。
異論は認めない。
では、本論に戻り日本の核武装プロセスを見てみよう。

ステップ①
高速増殖炉もんじゅはアメリカとの協議で廃炉が決定。
青森県六ケ所村に保管してあるプルトニウムを新型高速増殖炉で軍事転用レベル98%までプルトニウムを濃縮する。

ステップ②
濃縮されたプルトニウムを内蔵した爆弾を製造する。
ステップ③
JAXAが運用するH2-B衛星打ち上げ用ロケットに衛星ではなく、核弾頭を搭載する。

ロケットというのは積み荷で呼び方が変わります。

積み荷が衛星なら「衛星打ち上げロケット」

積み荷が爆弾なら「弾道ミサイル」

誘導は両方とも慣性誘導なので積み荷が何であれ大陸間弾道ミサイルと一緒である。

ロシア、中国、南北朝鮮を射程に収める短距離弾道ミサイルならJAXAの開発した固体燃料ロケット、イプシロンロケットで対応可能だ。



※JAXA HPより引用。
管理人個人の意見ではなく、改正宇宙航空研究開発機構法に、防衛利用が可能となるように明記されている。

イプシロンロケットは将来、弾道ミサイルとしての運用を見越して開発されているのである。

ステップ④
世界第3位の核兵器大国化
300発のイプシロンロケットと300発の20ktクラス核兵器を短期間に保持することが可能である。

原子爆弾は今から約75年前の1942年、アメリカ合衆国がコンピュータのない時代に半年かけて完成させた。
日本の工業力なら3日で可能である。核実験しなくても核爆発の計算やシュミレーションはプレイステーション3で出来てしまう。

そもそも北朝鮮やパキスタン、イランのような三流国でも作れるものを日本が作れないと考える方がアホである。

日本の核武装論はともかく、潜在的に核兵器の製造が可能であるという事実は国際政治の舞台でも広く認知されていることであり、東アジアで一定の戦争抑止力になっていると考えても不思議ではない。

原子力発電所の存在意義は単に電力供給だけではない。

日本国民は平和で豊かな生活が出来ていると言う事実の一つであるとという認識を持ち、国の原子力政策に一定の理解を示すことが豊かな生活を享受している国民の義務であると管理人は考える。

また国も原発の存在意義をもっと国民に広報し、広く認知させる必要があるだろう。

夜の金沢 ~幽玄美~

初めて金沢に行ったのは3年前。
 
確かゴールデンウィーク奥さんが里帰り中で1人暇だったので、急に思いつき散歩がてら能登半島一周しに行った時だ。
記事はこちら
 
 
当時、乗ってたバイクは最高速320km/h、排気量1400cc市販車世界最速である KAWASAKI  ZX-14R
 
 
中央高速を2××km巡航しても金沢まで4時間ぐらいかかった気がする。
 
 
しかし今は北陸新幹線で東京駅からなんと3時間
 
ドアツードアで4時間
 
やっとバイクの速度に新幹線が追いついたようだ。
 
金沢は北陸道で通過しただけなので実質初めてだ。
 
 
仕事で来たがせっかくなので歩ける範囲で日が暮れてから金沢城・兼六園へ
 
 
夜なので閉まっております。よって外から撮影。
 
会社のパイセンと、金沢B級グルメ 「ハントンライス」
 
 
兼六園横にある式内社 石浦神社。

大通りに面していて、金沢城と兼六園への観光客が多いだろうから誰も目もくれない神社

 
会社のパイセンは疲れたらしくホテルへ帰る。
管理人は 久保市乙剣宮へ

 久保市乙剣宮
大通りから一本裏へ入った路地にある。
「くぼいちおとつるぎぐう」と読むそうな。

通称:久保神社。こんなところにといったひっそりとした静かな場所にある。
 

この神社の裏路地から続く階段は惣構というお堀を下る道だそうな。
惣構は金沢城の堀跡らしく当時は相当デカい城だったらしい。
 
昔ながらの道といった雰囲気を醸し出している。
昼間通っても恐らくそういう雰囲気は感じないと思う。



夜だから幽玄美を感じるのでしょう。
 
 
 そして有名な茶屋街

人っ子1人いない。
 
1人でゆっくりと歩けるのはある意味すごく贅沢なことだな。
 

 
浅野川沿いに出る。
昼間はごった返しているだろう場所だが、平日だけに人通りが少ない。
 
 

 
 
 
駅から少し離れるだけで、古い城下町の街並みの中に幽玄の美を感じることができ、小さな神社がとてもよい雰囲気を出していた。

 



途中見つけたこれまた趣のある神社






バイクで観光地を転々とするのも良いが、ゆっくりと歩いて周らないとこのような
発見や雰囲気を感じることはできなかっただろう。

新しい発見だね。


翌日の仕事を終え帰宅。
GPSロガーで計測した新幹線の最高速度は255km/h


俺のBMW R1200STより 5km/h 速いじゃないか…


やるな北陸新幹線(・.・;)