2016年6月24日
この日は道筋が見えた日となった。
会社で上司と話をし、社会人としてとても大事なことを教えてもらった。
一方お隣、北朝鮮の金正恩くんは地対地中長距離戦略弾道ミサイル「ムスダン」の試射に成功し米国の先制攻撃からの抑止力を得ることに成功。
※移動式発射台のため発射の事前察知が難しい
1965年アメリカ合衆国の国防長官ロバートマクマナラが提唱した相互確証破壊がムスダンの成功で成立したのだ。
北朝鮮にとっては朝鮮戦争後から続く長年の悲願であった。
※上昇中のムスダン。一番外側は技術的にも難しいジャイロセンサーを搭載した自動姿勢制御ノズル
日本にとっては工作員に拉致されたり、サイバー攻撃を受けたり、ミサイル発射で航空自衛隊のPAC3部隊を24時間戦闘体制にさせるなど迷惑極まりないし、とてつもなく悪い国だと言う世論である。
しかし冷静になってこの国を見てみると経済制裁をされようが、国際的に孤立しようがお構いなしにアメリカの先制攻撃によって国家が消滅するのを防ぐため、アメリカとの相互確証破壊の成立という目的のために突き進んでいる。
ミサイルを売り、大麻を売り、覚醒剤を売り、マツタケを売り外貨を稼ぐ。国連安保決議違反なので大変よろしくはないが、単純にカネの稼ぎ方という側面から見るとウマいと言わざるを得ない。
さらに、南朝鮮より技術立国であり、世界第2位の実力を持つサイバー攻撃部隊を擁している。
カネのかかる戦略爆撃機、原子力潜水艦、原子力空母、ステルス戦闘機を最初から諦めて開発せず、わざわざ爆撃機を飛ばさなくてもインターネットで瞬時に地球の裏側を攻撃できるサイバー戦部隊、カネのかからない大陸間弾道ミサイル、あまり正確な精度がなくても目標を破壊できる核兵器を開発し保持するという戦略ドクトリンを立案し非常に効果的な成果を出している。
そしてついに目的を達成したのだ。
金正恩くんとは1982年度生まれの同学年なので彼の成功を見ていると、自分は何をしてるんだと思う。
同学年で同い年の彼は世界最強の軍事大国であるアメリカ合衆国を相手に核のカードをうまくちらつかせながら外交交渉をしている。国際政治というとても厳しい交渉の場で恫喝と譲歩をうまく使い分け、たぐいまれなる外交力を発揮している。
結果としてアメリカを始め、国連や安全保障理事会は北朝鮮に対して何の有効な手立てを打つことが出来ないでいる。
おめでとう金正恩くん
金正恩くんはアメリカを振り回し、日本の中谷防衛大臣を困らせ 国際政治の舞台で大活躍している。
管理人はそんな大きな世界ではないが、金正恩くんのように自分が活躍できる場所で上司に教えて頂いたことを大切にしてこれから活躍できたらいいなと思う。
凶悪犯世代と言われている1982年生まれのみんな、頑張れ!!!