今日は、ホワイトデー後の平和な日曜日。
ケーキ屋さんのお手伝いも暇だろうし、ゆっくり絞りの練習でもしようかと
思っていたら…
閉店までお客様が途切れることなく、忙しくなり一日があっという間に終わったぜ。
おまけに在庫のプチガトーは昨日のホワイトデーでスッカラカン。
昨日同様たくさんのご来店まことにありがとうございます。
しかし、忙しくなると色々とクオリティーが落ちる訳でして
21種のプチガトーのうち、まあまあ出るタルトフロマージュ
出庫の紙には「Tフロ X 14」と書いてあるので14個取出し3店舗へ振り分けます。
しかし、1つだけ変な形のタルトが…
まるでTバックを正面からつまんで上に引き上げて食い込んだかのような形をしたタルトフロマージュが…
そう思ったのは俺だけではなかった。
Tバックフロマージュ。
ポイントは、前からつまんで引っ張り上げた形と後ろからつまんで引っ張った場合とで食い込み方と形が異なる点だ。
みんなで話し合った結果、前から引っ張り上げた形に近いねとの結論が出た。
はい、このケーキ屋 全員変態です。
朝からみんなでTバックの食い込みについて盛り上がり、
年下の若い女の子シェフとは恋愛とカカオバター色素についての話、
スーシェフと仕上げの絞りについての話。
本業の会社じゃこんな話できないので、今日もホント楽しい一日だった。
もちろん仕事なのでやることはキチンとやって、忙しいときはお互いを尊重しみんなで協力する。
楽しくてよい環境です。よい環境からはよいケーキやコンフィズリーが作れる。
そして、その良さをわかってくれるお客様がケーキを買ってくださる。
ギスギスした環境で作ってもお客様を幸せにするチョコレートやケーキは生まれないと思う。
職場の環境って大事です。
Tバックフロマージュが教えてくれた職場環境の大切さ、お店をやるときにもお客様を幸せにするチョコレートを提供できるようによい環境を意識したい。