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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

W杯ギリシャ戦を終えて

試合総括とは言いませんが、コートジボワール戦、ギリシャ戦を観戦して
感じたことです。

まずは日の丸を背負った重圧とみんなの期待を受け止めてプレーしてくれたこと
を感謝したい。
お疲れ様でした。

さて本題ですが、ザックジャパンが4年間でやってきた
組織サッカーが通用しなかった。
縦へのパスが通らない、スピードのある相手への守備をかわすためより速い
パスを出さないとならなくなり、
パスミスも増え有効策を出すことができなかった。

指揮官としてはこのように日本のスタイルである組織サッカーが
通用しなくなったときにどうすればよいかという
プランを立てていなかったのではないかと感じた。

そう感じる一場面があった。
コートジボワール戦の敗戦濃厚な後半終了間際、
苦し紛れにセンターバックの吉田麻也選手
をトップに持ってきて攻撃的布陣にした。

ギリシャ戦でも同じようなことになった。
スピードは大してないが、背の高いギリシャが
1人退場になり完全に守りに徹した布陣になり、
縦へのパスが通らなくなった日本は
セットプレーで吉田麻也選手を前線に投入、
サイドからのクロスを吉田に合わせるようなプレーが増えた。


これは背の高い吉田麻也選手を前に持ってくることによる
パワープレーに変更したこと言うことだ。

元来日本のサッカーはパワープレーをすることに
蓋をして組織サッカーに徹してきた。

メンバーを見るとわかると思う。トップ下の選手は、
本田、香川、岡崎とテクニックはあるが
お世辞にもフィジカルが強く、身体が大きいとは言えない選手が多い。
パワープレーをするなら、

ハーフナーマイク
田中マルクストゥーリオ
豊田陽平

など背が高く、身体能力の高い選手を代表選出したはずだからだ。

パワープレーに変更するならなぜ個人技に長ける
マリノスの斎藤学を投入しなかったのが謎は残るが
いずれにしても日本の組織サッカーが通用しなかった時の
プランを考えていなかった苦し紛れの
交代劇だったと言わざるを得ない。

選手は厳しいコンディションの中よく走ったと思う。
次のコロンビア戦はぜひ勝利してグループリーグ突破を狙ってほしい。









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