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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

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海中電信柱

電柱を撮影しに再び木更津へ
前回は干潮であまり絵にならなかったのでリベンジ。
月が満月のころの大潮の時、満潮時刻がちょうどマジックアワーの時間帯に重なる日を探すと2か月に一回ぐらいしかない。
とーぜん、天気は晴れていないと撮れない。
さらに、電柱が近々に撤去されるという噂もあるので悠長に待ってらんない。

という事で、思ったら吉日。会社をサボることにした。

今月は3日も遊びで有給休暇。どーしよもねー不良社員だな。

まずは、アクアライン金田ICで降りる。
久津間海岸の海中電信柱。

ゴールデンアワーの時間帯で満潮の海上に電柱が続く。


まるで千と千尋の世界観のような風景だ。


 



次に、陸上自衛隊木更津駐屯地沖の電柱。


対岸には君津市の巨大な新日鉄の工場郡がバックに入るので構図としてはこっちの方が絵になる。
日没前のゴールデンアワー。
なんで海まで電柱立てたんだろう。昔はここまで何らかの街があったが海面上昇で水没してしまったのだろうか。
東京湾へ太陽が沈む。
空、海、電柱、雲、工場の排煙までも全てのものを真っ赤に染める。
日が沈んだ後のブルーアワー。
対岸の工場群へ電気を送っているかのように映る電柱。
さきほどの真っ赤な海とは異なり、工場群の光が煌々と眠らない海と姿を変える。




マジックアワーの時間が終わり、漆黒の闇に包まれる東京湾。


帰りの海ほたる。


ただ海に電柱が立っているってだけの景色。
そんだけ。

話だけ聞くと興味ない人の方が多いだろう。

絶景というわけではないが、とても不思議な世界だった。

古さを感じさせる電柱にはなんともいえない哀愁が漂っていた。

古い電柱と新しい近未来的な東京湾アクアライン、そして工場群。色々なものが一つの海で繋がっている。

東京湾って面白い。
※撮影データ
カメラ:Nikon P7100
ISO:100
WB :蛍光灯1,晴天
モード:露出優先(av) 
露出 :F4.5~F8.0
色調 :Vivid
三脚 :ベルボン
機材車:軍用4輪駆動車


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