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陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ
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2010年10月26日に全世界を震撼させる大事件が起きました。
それは日本の海上自衛隊が誇るイージス艦きりしまが世界で初めて
SM-3スタンダードミサイルで大陸間弾道ミサイルの迎撃に成功した。
まずは記事を見てみましょう。
2010年10月29日付ロイター通信からの記事です。
http://jp.reuters.com/article/2010/10/29/idJPJAPAN-17918620101029
当の日本では全く報道されていないが、核兵器保有国が信奉している
相互確証破壊(MAD)戦略を根本から見直さなければいけない事態にしてしまった。
※相互確証破壊とは簡単に言うと、大陸間弾道ミサイル(核ミサイル、以下ICBMと呼ぶ)を
持っていれば、相手が核攻撃しても、必ずもう一方の陣営がそれを確実に察知し、
報復を行うことにより、一方が核兵器を使えば最終的に双方が必ず破滅する、という状態のことを指す。
よってお互いが先制攻撃できない状態を作り出すこと言う。
現在、ICBMを持っている国は、アメリカ、ロシア、北朝鮮、中国の4か国のみ。
皮肉にもICBMを持つことによって大国間が戦争をするということがなくなったと言われている。
これはICBMが発射されると迎撃されずに確実に命中するから成り立つ理論であり、
ICBMが迎撃されてしまうとこの理論が根本から覆り核兵器保有国の優位性が失われてしまうのだ。
要は核兵器保有国の脅しが国際社会で通用しなくなるという事を意味している。
ICBM保有国が核兵器をちらつかせた政治的、軍事的な他国への脅しが
外交の最終的な切り札だったのに、いとも簡単に日本の海上自衛隊によって迎撃されてしまったのだ。
このニュースはアメリカ国内、EU諸国ではトップニュースになった。
そりゃそうです。
アメリカはロシアと相互確証破壊状態であり、EUは常にロシアの脅威にさらされてきたからだ。
ロシアの脅しが効かなくなるのだ。
日本はこの神の盾と評されるイージス艦が日本海および太平洋に展開し中国、ロシアの弾道ミサイル
から守られている。
この世界初の快挙がもっと報道され、日本の技術力や海上自衛隊が評価され国益と
なることを望む。