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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

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延坪島砲撃事件


先日勃発した、北朝鮮と韓国の小競り合い。

原因は、半年ほど前起きた韓国海軍の近海哨戒用コルベット艦が
轟沈した事件に北朝鮮が名指しされたことによる報復との意見が多い。

当ブログの管理人もこの意見には賛成だ。管理人は大学で国際政治学
を専攻し、自称 軍事評論家を名乗っているが、未だにテレビへの
出演依頼がないのは残念である。

話は脱線してしまったが、時系列を戻してみよう。
そもそも今年の3月に起きた韓国海軍コルベット艦轟沈事件は
北朝鮮の小型潜が魚雷攻撃を行ったとされているが、
ディーゼル潜水艦のエンジン音や魚雷発射管の開口音をコルベット艦の
ソナーが発見できないわけがない。
またそもそも魚雷の射程圏内に音もなく近づくことは不可能である。
というのが一般的な俺を含む軍事評論家の意見である。

轟沈した理由はいまだ不明だが、おそらく1950年代の朝鮮戦争で
米軍がばら撒いた浮遊機雷に触雷して轟沈したと考えるのが妥当であろう。
はやい話が、近海用の哨戒任務に就いていたはずの哨戒艦が
自らの艦の航路すらソナースイープ出来ずに轟沈しちゃったって
ワケだからそりゃ国民に知られたらたいへんですよ。
よって韓国海軍は自らの間抜けな失態が国民にバレるのを避けるため
北朝鮮のせいしたと考えられる。

今回、北朝鮮が延坪島を砲撃したのはこれに対する報復だと考えるのが妥当。
韓国側は4人が死亡。応戦したK-9自走砲は故障で動かず、
さらにカタログスペック上1分間に6発発射できる性能のある自走砲が
実際には1分間に1発しか撃てない粗悪製品だったことまで判明。

一方北朝鮮の射撃能力は素晴らしく命中率も高く、韓国軍の自走砲に直撃弾をおみまい。
韓国軍は命中0、おまけに自走砲が故障炎上という結果に…

大丈夫なの韓国軍?

お笑いウリナラ軍って言われてい仕方がないレベルだねこれ。


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イージス艦 きりしまの快挙

2010年10月26日に全世界を震撼させる大事件が起きました。


それは日本の海上自衛隊が誇るイージス艦きりしまが世界で初めて
SM-3スタンダードミサイルで大陸間弾道ミサイルの迎撃に成功した。


まずは記事を見てみましょう。
2010年10月29日付ロイター通信からの記事です。
http://jp.reuters.com/article/2010/10/29/idJPJAPAN-17918620101029



当の日本では全く報道されていないが、核兵器保有国が信奉している
相互確証破壊(MAD)戦略を根本から見直さなければいけない事態にしてしまった。


※相互確証破壊とは簡単に言うと、大陸間弾道ミサイル(核ミサイル、以下ICBMと呼ぶ)を
持っていれば、相手が核攻撃しても、必ずもう一方の陣営がそれを確実に察知し、
報復を行うことにより、一方が核兵器を使えば最終的に双方が必ず破滅する、という状態のことを指す。
よってお互いが先制攻撃できない状態を作り出すこと言う。


現在、ICBMを持っている国は、アメリカ、ロシア、北朝鮮、中国の4か国のみ。


皮肉にもICBMを持つことによって大国間が戦争をするということがなくなったと言われている。


これはICBMが発射されると迎撃されずに確実に命中するから成り立つ理論であり、
ICBMが迎撃されてしまうとこの理論が根本から覆り核兵器保有国の優位性が失われてしまうのだ。


要は核兵器保有国の脅しが国際社会で通用しなくなるという事を意味している。


ICBM保有国が核兵器をちらつかせた政治的、軍事的な他国への脅しが
外交の最終的な切り札だったのに、いとも簡単に日本の海上自衛隊によって迎撃されてしまったのだ。


このニュースはアメリカ国内、EU諸国ではトップニュースになった。


そりゃそうです。


アメリカはロシアと相互確証破壊状態であり、EUは常にロシアの脅威にさらされてきたからだ。


ロシアの脅しが効かなくなるのだ。


日本はこの神の盾と評されるイージス艦が日本海および太平洋に展開し中国、ロシアの弾道ミサイル
から守られている。


この世界初の快挙がもっと報道され、日本の技術力や海上自衛隊が評価され国益と
なることを望む。


 


 

対艦ミサイルKN-01発射


北朝鮮が核実験強行後に短距離ミサイルを発射した。





射程120kmの対艦ミサイル。


旧式化したこのミサイルはイージス艦のスタンダードミサイル(SM-3)の前には無力で、万が一海上自衛隊の艦船を狙ったとしても撃墜されてしまうだろう。



日本海に展開している海上自衛隊のイージス艦が守ってくれるでしょう。