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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

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新作プチガトー

いつもお手伝いに行っているケーキ屋の新作プチガトー






母の日ワッフルコーンを絶賛生産中





コーンの内側をチョコレートでコーティングしてスペシャルなフィリングをサンドしたコンフィズリーです。

売れるとイイなぁ\(^o^)/
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Tバック

今日は、ホワイトデー後の平和な日曜日。

ケーキ屋さんのお手伝いも暇だろうし、ゆっくり絞りの練習でもしようかと
思っていたら…

閉店までお客様が途切れることなく、忙しくなり一日があっという間に終わったぜ。
おまけに在庫のプチガトーは昨日のホワイトデーでスッカラカン。
昨日同様たくさんのご来店まことにありがとうございます。

しかし、忙しくなると色々とクオリティーが落ちる訳でして

21種のプチガトーのうち、まあまあ出るタルトフロマージュ

出庫の紙には「Tフロ  X 14」と書いてあるので14個取出し3店舗へ振り分けます。

しかし、1つだけ変な形のタルトが…




まるでTバックを正面からつまんで上に引き上げて食い込んだかのような形をしたタルトフロマージュが…

そう思ったのは俺だけではなかった。

Tバックフロマージュ。

ポイントは、前からつまんで引っ張り上げた形と後ろからつまんで引っ張った場合とで食い込み方と形が異なる点だ。

みんなで話し合った結果、前から引っ張り上げた形に近いねとの結論が出た。

はい、このケーキ屋 全員変態です。

朝からみんなでTバックの食い込みについて盛り上がり、
年下の若い女の子シェフとは恋愛とカカオバター色素についての話、
スーシェフと仕上げの絞りについての話。

本業の会社じゃこんな話できないので、今日もホント楽しい一日だった。
もちろん仕事なのでやることはキチンとやって、忙しいときはお互いを尊重しみんなで協力する。

楽しくてよい環境です。よい環境からはよいケーキやコンフィズリーが作れる。

そして、その良さをわかってくれるお客様がケーキを買ってくださる。

ギスギスした環境で作ってもお客様を幸せにするチョコレートやケーキは生まれないと思う。

職場の環境って大事です。

Tバックフロマージュが教えてくれた職場環境の大切さ、お店をやるときにもお客様を幸せにするチョコレートを提供できるようによい環境を意識したい。

テ・オ・ジャスマン ①

新メニューのボンボンショコラ、テ・オ・ジャスマンのジャスミン風味のガナッシュを研究中だが…幾ら配合を変えても全く味がでない。

やはりフレーバーを使わないとだめなのか…

洋菓子の材料には濃縮タイプのフレーバーがゴマンとあり、それを使えばアホでも風味を出すことができる。

しかしそんな材料使って味を出してもジャスミン茶葉の産地やこだわりが反映されないので面白くないのだ。

あくまで茶葉から紅茶蒸らし液を作ってから仕込みたいんです。

茶葉半量でもアールグレイならものすごく香るのに…

中国や台湾産が9割以上のジャスミン茶のなかで、極めて珍しい沖縄産ジャスミン花にこだわり国産のはちみつとの王道コラボを完成させる日は遠い。


失敗したテ・オ・ジャスマン(ショコラ・レのクーベルにパールパウダーをピストレ)

さらに娘の誕生日ケーキのデコレーション用に使うアセロラのパート・ド・フリュイ。赤い色を使いたいのでアセロラをチョイスして作ったが色がかなり薄い。

パート・ド・フリュイとして食べるとアセロラの味がしていいんだけどデコレーション用としては失敗。


失敗したアセロラのパート・ド・フリュイ。娘のおやつと化しました。

そんなこんな失敗続きでケーキ屋さんに行ってもろくなことがなく…

いつも作っているカスタードの仕込でコーンスターチ入れるタイミングを間違えて、ダマになってしまったり…

負の連鎖ともいうべきか、なかなかうまくいかない時もあるものだ。。

まあこんな時でも失敗の積み重ねで成功するはずなので気長にのんびりとやりますかね。

一流を知る大切さ

ふと、ある格闘指導教官に教えていただいたことを思い出した。

その方はうまくなりたかったら練習も大事だけど「一流選手の試合を見ろ。一流はどんな場面でも大事なことだ」とよく言っていた。

格闘指導教官は総合格闘技の指導をしていた師範で、その頃の俺は大事なこととは考えておらず、せいぜい「一流選手の無駄のない洗練された技を見ておけって事かな」程度にしか思っていなかった。しかしこの年になって一流を知る大切さを知った気がする。

いろいろな分野での一流。
人それぞれだけど俺だったら
総合格闘技では、青木真也選手、長島★自演乙★雄一郎選手、石井彗選手等
パティシエならベルギーのピエールマッコリーニ、フランスのアンリルルー
アーティストなら安室奈美恵
クルマならアウディ、メルセデスベンツ
ジェットスキーならカワサキ
バイクならカワサキ
爆撃機ならカワサキ(笑)
潜水艦ならカワサキ(笑)(笑)
地下鉄ならカワサキ(笑)(笑)(笑)…

話を戻して…
トレンチコートならバーバリーロンドン
食事なら横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイシェラトン
時計ならブルガリ、ロレックスとかね。

大分管理人の独断と偏見での一流だが、そもそもなぜ一流を知っておく必要があるのか。

本物を知らないと本当にイイものとそうではないものとの区別がつかなくなってしまうからだ。
例えば、海外旅行先のレストランでシャンパンを頼んだのにスパークリングワインが出てきて騙されて、シャンパンを飲んだ気になって店員にバカにされてしまう。

またモノに限らず物事の本質をつかむという事や、社交辞令と本音を使い分ける女性の言葉の真の意味をとらえる事など豊かな人生を送る上で本物を知らないまま、また大事なことが分からないまま人生を終えてしまうことになりかねないからだ。

20代、30代はお金がない。管理人もお金はありません。しかし無理してでも一流のものを何か所有する。若い人が無理してローン組んで、ブルガリの時計をしてメルセデスに乗っても最初は滑稽かもしれない。でも段々と一流のものに触れてるうちに自分が追い付いてきて自然と板についてくるのだ。

無駄なお金になるかもしれない。つまらない見栄だと言う人もいるかもしれない。しかし一流のものを所有したことでその「無駄」がその後の人生においてはプラスになるのではないか。

まあ、っと言っても管理人はブルガリもベンツも買えませんがね…
ちょっと視点を変えるとモノを所有しなくても一流の音楽、ケーキ、焼き菓子、料理、美術など一流のものに5感を通して触れる機会を増やすことで自然と本質をつかむという事は磨けるのではないかと思う。

将来、騙しのきかない舌のと目が肥えた日本人に売れるケーキを作る上でこういう積み重ねが生きてくると思うので、一流のものに触れる機会を大切にしたい。

アウディのR8スパイダーに海外セレブ御用達のデカいサングラスした、ロングヘアの美女乗せて海風を感じながらドライブしたいわ。

クルマも一流

女も一流

こういう一流の人やモノに触れることで俺自身が本物が分かる一流のセンスを
持った人間へと成長していく。

もし実現したら俺、センスがいいケーキ作れるかも(笑)