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西風浪漫BLOG

陸上自衛隊 予備自衛官の バイク乗りが日常感じたこと、 大切な人々やモノを独断と偏見で好き勝手に語るぜ

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イランカ

イランカはフランスの超高級チョコレートメーカー・ヴァローナ社のクーベルチュール。


管理人は別にヴァローナ社の回しもんではありませんが、このチョコレート…

マジで美味しい。


酸味が強いのにしっかりとしてカカオ感を感じることが出来てとても口どけがシャープ。


ペルー産の豆を使っているそうな。

南米だとベネズエラやエクアドルがメジャーな中、ペルー産は珍しい。


しかしヴァローナのチョコレートってなんでこんな美味しいんだろう。



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夏ボンボン

モールド成型でボンボンショコラ制作。

 
チョコレート本来のシェルを夏らしくしてみます。
パールパウダーでグラデーションをつける。
 
キラキラでラメラメです、はい。

ここまでやるともはや一見ボンボンではないですね。



 
蒼くて、キラキラと輝く海面に蒼い空がうつりこむ夏海をイメージ。
 
 
Rising Blue Wave


 
そして海面に沈む真っ赤な太陽をイメージ。


 
Red Sunset Glowing


退社される方に渡すために作ったのだが…
なぜか蒼いターコイズのアクセサリが似合う女性を思い出してしまう。
 
うちの会社って、イケてるイイ女ほど慰留しても辞めてしまうんだよな。
 
センターは後味にココナッツの香りがふわっと広がるエキゾチックピュレとココナッツのマリアージュ。
 
ライムを添えたコロナビールと合うようにしています。
 
ビールとショコラを沖縄のビーチで…
 
 

夏トリュフ

夏でもトリュフは作れるのだろうか?


なるべく部屋を冷やして湿気を追い出した状態にする。


ケーキ屋さんでは、ボンボンショコラのシェルの形成、
テンパリングは、食洗機から一番遠いところでやる。


そうしないと湿気でチョコレートの艶が出ないばかりか
ヘタするとブルームするからだ。


まずはトンカ豆をバーミックスで粉砕する。


牛乳で伸ばしアンフュゼする。

トンカ豆のガナッシュを作る。

夏なので多少生クリーム少なめにしないとダレる。


今回はヴァローナのマンジャリを使ってトランペ。





見事に艶が曇っている。

 



光の反射が曇っているのでこれは湿気によるものだ。
チョコレートはしっかり固まっているのでテンパリングの
失敗ではない。


夏のチョコレート作りは日本では難しいようだ。

ベルギーやフランスでは夏でも湿度が低い。
修行から日本へ帰ってきたショコラティエが戸惑う点だ。


日本では夏にチョコレートを食べる文化がまだないし
作っても売れないだろうから専らゼリーを売るしかないのかもな。



In a galaxy far,far away....

 
ちょっと前に制作したグラサージュショコラ
 
 
セルクルで仕込んだムースショコラとムースカシスの2層にグラサージュ掛け。
 
中にはカシスのクーリーが仕込んであります。
 
もちろんグラサージュは冷凍解凍しても離水しない配合です。
 
ケーキのテーマは無限の宇宙。




子どもには無限の可能性があります。
 
管理人みたいなおっさんになってしまうと新しいことをやるには最後ぐらいな
年齢になってきてしまいますがね…
 
 
飾りはボンボンショコラとかんたんなチョコレート細工。
 
贅沢にパールパウダーでラメラメにしたココアバターをチョコレートモールドへピストレ。
 
ココアバター色素もテンパリングが取れた状態を崩さないように維持するのがポイント。
 
艶が全然変わってきます。

きちんとテンパリングしたココアバター色素はツルンとモールドから抜けて艶々になります


もちろん中身も手を抜かず、ヴァローナのクーベルとカシスの見事なマリアージュが楽しめるガナッシュが入っています。
 
子ども用にしては少し大人すぎたな。
 
 
宇宙に行ったことがないので見たことはないけど限りなく黒色の宇宙を表現したく、ココアパウダーの配合を少し変えた。
 
艶々のグラサージュだが限りなく黒い。
 
まーまーかなぁ~。
 
チョコレート細工をもっと研究しないとダメだな。
 
ケーキ屋さん的には定番にできないアントルメだが、チョコレート屋さんの暑い七夕の季節とかに限定で販売するには
いいかもしれない。
 
 
 
 
 

バレンタイン 2016

今年はオレンジブーム再来で東京のサロンドショコラでも多数のオランジェットショコラを始めとするアイテムが売れ筋だったようだ。
お手伝い先のケーキ屋ではここ1カ月ほどほとんどケーキの仕込はせず
専らチョコレート菓子の製造に専念。
各種ボンボンショコラ(モールド物、トランペ物やトリュフ)




アマンドショコラ



ヘーゼルミルカ



オランジェットショコラ…

たくさんのお客様に来ていただき、幸せのおすそ分けをお手伝いすることができ
作る方もうれしいものです。
そんな管理人は娘から初めてのチョコレートを頂き感無量。
ブルガリのボンボンショコラ1粒。



何と、一粒でお値段1500円らしい。

さすがイタリアの高級ジュエリーメーカーのブランド力ね。


ちなみに創業25年を迎えたケーキ屋ですらボンボンは一粒180円。

フランス修行経験やコンクールの受賞歴がない無名の管理人がショコラトリーを開業した場合、一体いくらになってしまうのでしょうか…(;O;)



またブルガリブルーの香水もいただきました。




しかし…
しっかりと管理人のクレジットカードの家族カードで決済されておりました。

チーン(ー_ー)!!